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FX予言集 フィリップFXブログ

じりっとドル買い

先週あたりからはドル安からのポジション調整によってドル買いが顕著であったが、FOMC前からドル売りモードに変化しつつあった。 そのドル売りが円以外の通貨に顕著に出ていて全般ドル売りであるが、ドル円は下がらずクロス円の上昇のサポート役として機能しているのは、米国FRBの更なる緩和策が新興国へと流れる資金で世界的な株価押し上げ要因となるところから来ている。 米国雇用統計の予想外の好結果がドル買いを後押しし、その象徴通貨ペアーとなっているユーロドルは1.4280の高値から数日で1.39割れまであり、1.38割れのターゲットが近づいていて、もしこのまま1.37台を割ってしまうとドル買いの傾向が強まるであろう。 ドル安要因イベントが過ぎ去り、次にくるのは各国のファンダメンタルであろう。 欧州はユーロ安になってくるとドイツ主導の輸出産業が盛り返してくることで、ギリシャ債務懸念が過ぎ去った今では今年中は下値1.3台の前半から半ば辺りまであった後にはもみ合うと思っている。 1.39台からの切り返しを予想していたが、ドル安が意外と進んでしまったために変動率の上昇を見ることとなった。 ドル円は、未だ輸出企業からのしつこい売りで頭を抑えられているが、82円台をじりじり上昇することがあれば、売りこなしから次の売りは引いていくと思っており、84-5円まではあるかもしれない。 シカゴIMM先物取り組みでもドルショートが膨らんでいたことで、ある程度の巻き戻しは年末にかけてあるのではないだろうか。 それまで株価に稼動流動性ラリーが続けば、輸出企業の売りが多いユーロ円以外のクロス円は比較的下値ではサポートされやすいのではないか。

2010.11.9日 5:10更新

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