FX予言集 フィリップFXブログ
ドル買い優勢
ドル買いが若干優勢の相場環境でアイルランドとギリシャ問題の再燃は、東京市場ではユーロ売りとなって表れた。 加えて中国が新たな投機的資本流入抑制への規則を発表したことで、ユーロ円の売りを急ぐ輸出勢からの動きがユーロドルをも押し下げた格好となりドル円の売りにも繋がった模様である。 ニューヨークダウや日経平均がテクニカルポイントを迎えている事もクロス円売り連想でユーロ円の重石になっている。 しかしユーロドルが1.38トライでの反発であったために、ユーロ円も下値では買い意欲は感じられる。 ただユーロドルへの売りが優勢であり、金価格の上昇と連動していないドル高での金高の過剰流動性相場であるために、ユーロロングの巻き戻し相場が強く出ている相場だが、それに輪をかけて参戦するだろう投機マネーの圧力でユーロドルが1.37を割ってしまうと、ユーロ円も111.50割れまであるかもしれない。 ドル円の82円台も売り注文が多いと観測されているので、110円割れまでの視野は持っている方がよいだろう。 他のクロス円もある程度は追随するが、ユーロへ単独の売りが浴びせられる可能性が大きいので、下値での買いはある程度入ってくるだろう。 オセアニア円は依然堅調なのがその理由であるが、金価格の過熱感があるまま上昇していて短期ではテクニカルから下げを見せる場面も出る可能性がある。
2010.11.10日 5:10更新
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