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FX予言集 フィリップFXブログ

日本市場で押し目を作りやすい

 前回のFOMC以降ドル買いが続いている相場であまり動く背景と認識される材料が事欠く中、欧州でのアイルランドとポルトガルなどの債務問題くらいしか市場があてにする理由が見当たらない。 ドルのポジション巻き戻しは続いていて、ドル円のテクニカルポイントである82円を超えてきたことで、ユーロドルの下値抵抗線である1.3700を破る動きを助長した形となった。 クロス円は堅調ながらでも欧州時間やNYK時間では注文があまり入らないことから自由に動けるために、この通貨ペアーの売買は少なくドルへと集中しやすいことも理由である。 さてユーロドルは1.3700を下抜けし、1.3670付近までストップを巻き込んでの下げとなったが、下がる前に短期のユーロ買戻しの動きがあった。 その後、米国貿易収支や新規失業保険申請件数の結果が良かったのをきっかけにして、ポジションが軽くなったユーロドルは既に下値トライの環境が出来上がっていた。 1.3700の重要なポイントを割り込み、ドル円が82円台から83円を狙おうとする動きがあり、ドル買いへの動きは欧州、米国時間では強まってくるだろう。 しかし、日本の輸出企業がレベルは関係なく売り注文を出してしまうために、上げ基調となっても捌きにかかってくることから、アジア市場では上値が重くなり逆を言えば良い買い場提供をしてくれる。 それが良い押し目となり、欧州市場に入ってから動意し、東京勢の売りポジションを投げさせNYKでの上昇へと繋いでいくパターンは幾度も見てきた。 その環境に近づいている相場であるが、今週中にユーロドルは今日を底として1.3850を回復してしまうと一旦調整も考えられるかもしれない。 

2010.11.11日 3:50更新

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