フィリップ証券 A member of PhillipCapital

English

初心者コンテンツ

週末と週明けの為替レートが大きく乖離した場合2

外国為替市場に変動をもたらす週末要因により、保有ポジションを東京市場始値でマージンカットの執行を未然に防ぐため、あらかじめ可能証拠金を厚めに預託しておくことも為替リスクを回避するひとつの手段です。万が一、マージンカットによる決済レートで、預託証拠金をも上回る損失が確定した場合、その差額を請求することにもなりますのでご注意ください。

例(1):

ドル/円:金曜日ニューヨーク終値 (109.00/109.05)
ドル/円:月曜日東京取引始値 (111.00/111.05)

売りポジションにおける、マージンカットレベル110.00が、111.05で執行された場合、10万ドルを建てていたとすると、証拠金が110.00レベルで50,000円あった場合でも、マージンカットが執行された111.05では証拠金が55,000円不足します。この場合 55,000円をお支払いいただくことになります。