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FX予言集 フィリップFXブログ

リスク減退も

 協調介入という肩書きのせいか、ドル円は76円台を底に81円台まで回復し上値は重いもののなんとか水準を維持している。 欧州や英国はインフレに対して敏感で、昨日も高官コメントから総じて上昇トレンドを継続している。 日本の地震からの材料が少しずつ消化されていくことで、ファンダメンタルの金利差に目がいっているようで、クロス円はドル円のサポートと共に再上昇となっており、全般に5-10円幅での回復度合いを見せている。 ここまで戻ってくると、下落前の水準辺りで推移していることで介入警戒感と共に調整を見せてくるのであろうか。 下落以前の高値を一気に更新し、円高終焉と見せるにはドル円の83円台到達から85円まで狙う動きが必要であろう。 日銀は相当額の介入を実施したと思われるが、他国中銀はあまり額としては大きくなくお付き合い程度だったと考えられていることでまだ方向感がはっきりしない。 下への懸念を取り払うには、ドル円の下値は絶対にサポートすべきで一息入れさせる余裕はないだろうから日銀も慎重さが欠かせなくなる。 
 放射線量が話題に上ることが多くなり調べてみた。 Google Map では放射線量を図る上で 東北関東大震災・非公式・放射性物質モニタリングポスト というツールがあり簡単に測定数値が見れるので御心配な方は参考にしてはいかがであろう。 
東日本大震災・非公式・放射性物質モニタリングポストMAP
http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&ie=UTF8&brcurrent=3,0x34674e0fd77f192f:0xf54275d47c665244,0&msa=0&msid=208563616382231148377.00049e573a435697c55e5&ll=39.13006,140.229492&spn=17.158657,39.111328&z=5あるサイトからの抜粋です:
【原発問題】
今回の震災で直接的な被害に会われた方も、そうでない方も注目したのが福島の原発だと思います。今まで建設予定地にでもならなければ放射能のことなど考えもしなかった多くの方々が福島の原子力発電所の事故によって放射能(広義)について注目し興味を持たれているかと。
そして私もその一人です。もともと放射能と放射性物質の差すら知らず生活していました。しかし今回の件をきっかけに原発関係文献を読んだり放射線専門医師の話を聞いたりしながら若干の理解を深めることが出来ました。
今後の為に理解した内容を書き留めておきます。
◆単位について
mSvは「ミリシーベルト」と読む。
uSvは「マイクロシーベルト」と読む。
nSVは「ナノシーベルト」と読む。
・1000nSv=1uSV
(1000ナノシーベルトは1マイクロシーベルト)
・1000 μSv=1 mSv
(1000マイクロシーベルトは1ミリシーベルト)
・1000mSv=1Sv
(1000ミリシーベルトは1シーベルト)
◆被爆量について
世界平均で1年間に2.4 mSv「ミリシーベルト」の自然被爆をしている。
イランのラムサール地方は10.2 mSvの年間の自然被爆がある。
Q、1時間当たり1 μSv(マイクロシーベルト)程度の放射線が観測された場合は?
1日での被爆量は
1μSv×24=24μSv
100日での被爆量は
24μSv×100=2400μSv
2400μSv=2.4mSvは世界平均での自然被爆量と同じ。
Q、実際に計測された数値を当てはめると。
15日4時現在の北茨城市で観測された数値は(4,870ナノシーベルト/時間)でした。
4870ナノシーベルトは約5マイクロシーベルト。
1日で120マイクロシーベルトを被爆することになります。
分かりやすく例えれば20日間で世界平均の年間被爆量と同じ量を受けることになります。
北茨城市で観測された最高値の値が1年間続くとすると、120uSv×365=43200uSv=43mSvの被爆になります。
この数値は放射線技師などが職業被曝として限度とされている1年間に50mSv(ミリシーベルト)を超えず、5年間で100mSvまでを限度。という数値を目安にすれば分かりやすいと思います。
15日4時現在の北茨城市で観測された数値(4,870ナノシーベルト/時間)が1年間続いたとしても放射線技師に認められている限度を超えることは無いわけです。
しかし1年以上最高値の数値が続けばさすがに問題があると思います。
ただ、茨城市で観測された最高値である(4,870ナノシーベルト/時間)は一時でしたからご安心下さい。なお、イランのラムサール地方で365日過ごした時に受ける被爆量を85日で受ける被爆量と同じです。これを多いと見るか少ないと見るかは人によって違うと思いますが、ずっと続かない限りは、ほぼ問題ないと思ってよいのではないでしょうか。
参考までに
よく報道でレントゲンで受ける被爆量の何分の1です。などと報道されているのを聞きます。これは非常に分かりにくいですね。
例えば茨城県のホームページでは
・4,870ナノシーベルト/時間は、胸部レントゲン(50,000ナノシーベルト)の約10分の1です。
と書かれていますが、これは1時間あたりの数値ですから、言い換えると10時間今の放射線量が続けば胸部レントゲンと同じ被爆量ですよ。ということ。
不安を煽らない様に10分の1という表現を使っているようですが、
・今測定されている放射線量を10時間浴びるのと1回の胸部レントゲンの放射線量はほぼ同じです。と明記した方がよっぽど分かりやすいですね。
ということです。。

2011.3.22日 11:08更新

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