FX予言集 フィリップFXブログ
意図
介入成功に欠かせないドル円値の維持であるが、80.50辺りは絶好の防衛ラインで、その前に80.80が結構サポートしている。 しかし前回の介入時にはサポートラインでの抵抗があったにせよ結局何もしなかったことで今回もそこをトライし、前回の再現となればまた70円台突入となるだろう。 海外市場ではあまり動意が見られないが、東京市場では円買いの需要があるようで昨日、今日と上値の重い展開となっている。 ユーロドルが上昇に一息付いてしまうとクロス円にはたちまち売りが出てきてレンジを作るような相場付きとなりそうだ。 これから執拗な介入姿勢を見せれば展開は変わるかもしれないが、やらなければある程度の下値模索は考えられる。 しかしドル円は最安値の76円を割っていく展開はなかなか考えづらく、円転資金需要は織り込んでいるために、ドル安や新たな材料が必要となるだろう、今の背景では77-8円がやっとではないだろうか。
円中心のマーケットが続いているが、欧州市場ではインフレ抑制のコメントが続くユーロが買われ、物価指数の伸びが著しい英国では5月中の利上げ期待からじりじりとポンド買いが進んでいる。 個人的な意見だが1.7に到達するのはいつであろうか。 中東で国連側が空爆をしても収まりがつかない情勢が長引くと原油相場も高値安定で米国経済の低迷が長引く事や住宅関連指数が全く伸びてこない現実から、比較的金利が緩和的な米国FRBの姿勢を鑑みると相場は徐々にドル売りへと向かっていくのではないだろうか。 ドル円の協調介入もドル買いが裏に仕組まれていたのか若干の買戻しとはなったが、もしかすると逆に投機家に円買いではなくドル売りの機会を与えたのかもしれない。
2011.3.23日 11:01更新
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