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FX予言集 フィリップFXブログ

大震災後は?

 大震災後のマーケットは思惑を読みながらのスピード感のある乱高下となって動意を誘ってはいるが、日本は阪神淡路島地震の経験から回復度合いも早いとの見方もあり、それほど突っ込んだ動きとはなっていない感覚はある。 阪神大震災後のドル円相場は101円台で推移した相場が暴落となり98円台まで下落したが、2週間は数円のレンジ内推移となった。 しかし日本経済の回復から経常黒字の減少には繋がらないとして、79円台まで約3カ月で達した。 そのシナリオを思い出すかのような突っ込み売りがあったが、金融緩和策への言及やデフレという実際経済の現実と、電気供給の不安が残るということで期末といえどもなかなか売り一色とはならない。 それに付随する材料を上げるとすると、福島原発事故の広がりが原発への不信感を煽り、原油などの石化燃料価格の上昇が懸念されることで、円高というよりはどちらかというとドル売りのシナリオの方が世界の投資家には予想しやすいのかもしれない。 円高には期末という背景から、超円高を連想する大地震があるだけに、今月中に80円割れがないとする今の絶好のタイミングを逃してしまうと、シナリオの後退から実際経済を反映する次の思惑が見えてくるとなるとじりじりとした円安への可能性も出てくるだろう。 どちらにせよ、タイミングからみてここ2週間は重要な相場の局面をもたらす可能性が大きいのかもしれない。

2011.3.14日 5:30更新

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