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FX予言集 フィリップFXブログ

テクニカルが抑える相場。

 ニューヨーク市場では中東問題がサウジアラビアに波及し始めたことを背景にして、ダウ平均は大幅下落となり直近の安値更新となった。 原油や金価格は上値重く推移したにもかかわらずポジション調整の売りも出ていたようだ。 為替はまちまちの動きだが全般には欧州通貨安となっており、スペイン格下げでユーロが軟調で、英国の金利委員会で政策金利と2000億ポンドの資産買い取りを据え置いたことでポジションの巻き戻しが旺盛でポンド売りとなっていて、ポンドドルは1.6000にはサポートがありそう。 先ほど東北地方を震源とした大地震があり、日本市場の終わりころからそれを背景とした円売りとなったが、株安となったことでクロス円の軟調推移へと変化している。 災害状況の拡大が予想を上回ると再度円安に振れる要素にもなるため、行ったりきたりのスイング相場となりそう。 ドル円は抵抗ラインの83.30まで上昇したが、その後は82円台まで沈んでいて下値の堅さを確認しているかのような動きが特徴的。 クロス円がサポートされればドル円は83.80に向かうことも予想され、今日後半は懸念の中東情勢とニューヨーク株式市場を睨んだ取引となるだろう。 ここのところ世界的に天災や民主運動からの騒乱で予期出来ない動きが続いていて為替相場や株式相場もそれらに振り回されている。 金利を背景にした同意は比較的読みやすいが、自然発生的な動きはどう相場に反映し、それを相場がどこまで織り込むのかはどれだけ相場をフォローしていたかの時間の長さと比例してきそうだ。 

2011.3.11日 5:40更新

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