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FX予言集 フィリップFXブログ

ユーロは高値追いだが

 先週のユーロ円の116円はスカスカの相場での高値到達であるが、テクニカルでは一旦高値であろうと見てもおかしくはない。 今月は期末ということでドル円に売りが出やすく、ユーロは1.4の大台に乗せ節目越えで上に突っ込む可能性もあるが、その後は高値を大きく更新するのではなくテクニカルからの利食いをこなしながらの上昇となると見ているので、クロス円はドル円の動きに左右されることも起きてくるだろう。 日中はドル円次第のクロス円が続くかもしれないが、欧州市場に入るとユーロやポンドが動意付きやすいこともあってクロス円は複雑な動きとなり、市場ごとにクロス円の動きに変化が見られるだろう。 ユーロ円に限って言えば、高値の上ひげが長くなってしまったことで上値は重い感じが出ており、と言ってもテクニカル要因からの下げが中心であるから大きく下げるような動きではなかろう。 急落するとすれば中東騒乱の落ち着きがあれば、それを背景にしたユーロ単体の下げからくるもの。 その背景に大きな変化がなく下げるとすれば利食い程度であり、その時はドル円に影響されやすいであろう。 今月中で見ると112円から116円のレンジ相場が可能性としては大きいであろうか。 またユーロがもみ合うとなると、今週の英国中銀イベントからポンドの動きが強まる可能性も大きく、ニュージーランド中銀の金利イベントは軟調推移に拍車を掛けるような仕掛けが散見されてもおかしくはないが、ある程度織り込んでいる状態と思っているのでその度合い次第であろうか。 円にとって前原外務大臣の辞任が相場には影響なかったことで管政権崩壊となると、もしかすると円高シナリオになるのかもしれない気がしている。 失業率が良くても市場は遅行指数だと言って逃げやすく、バーナンキFRB議長の迷いを写しているかのようにドル安基調に変化が見られるのはまだ先の事であろうか。

2011.3.7日 7:44更新

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