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FX予言集 フィリップFXブログ

クロス円中心

 今日の米国失業率は予想をまたまた上回り8.9%と好転し、非農業部門雇用者も予想より多く、天候も鑑みて予想が低かったが久しぶりに足並みが揃った指標となった。 為替相場は乱高下しており、ユーロ円は116円台に一瞬乗せた後はポジション調整の売りが凄まじく1円程の下落となっている。 円通貨が同じ動きをしており、ドル円も83円を付けた後は大きく値を下げ利食い旺盛の相場が続いている。 株式相場も指標の好転から長期金利が上昇しており、昨日の大幅高からの利食いも合わせて下落となってクロス円の売りを誘っている様子。 昨日からそうだが、株価とクロス円は連動しており、ドル円は指標と株価に挟まれた米国長期金利次第での動きとなっていることからこれらの水準を追いかけないと動きが掴み辛いだろう。 ユーロ円は115円を上抜けしたことで上昇に拍車が掛かっており、輸出勢はほぼ売り手当ては終わったと見ており売りが少なくなったことで上値が軽くなっている。 今115円台もみあうどころかスカスカ状態な感じでどっちにも振れやすく、変動率に寄与してくれそうだ。 ドル円は83円の節目を抜けたかに思われたがダマシを入れての下落となっていて上値は重い感じがしているが、82円台で数日でも踏みとどまれば更なる上昇は見込まれるがどうも今月中は84円をトップにしてレンジの公算が今まで通り強い感じがしている。 原油も上昇、金価格も上昇し、中東情勢はまだ緊迫しておりカダフィ大統領の動きが大きく相場に影響を与えてくる。 原油主要生産地ということで連想はとめどもなく働きやすく、ドル売りユーロ買いにも思惑が入っているのは忘れてはいけないだろう。 本日も104ドル台に乗せているWTI原油価格が堅調さを増してくると、インフレとは裏腹に景気に水を差す可能性という逆の連想が働けばリスク回避で結果クロス円の売りにも繋がりかねないので堅調推移とは言えども注意は必要だ。

2011.3.5日 4:12更新

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