FX予言集 フィリップFXブログ
トリシェ総裁、インフレ敏感中
トリシェECB総裁は、金利政策委員会後の記者会見で現在の政策金利は適切という文言を削除し、インフレ見通しの上方修正から来月の利上げの可能性まで言及した事でユーロが大幅に上昇している。 ユーロドルは1.3975、ユーロ円は115円手前まで買い進まれていて大台は確保しながら利食いにもみあっているような動きと見てとれる。 さてこれからの展開だが、トリシェ総裁会見の最中、米国新規失業保険申請件数の指標が発表され予想を下回ったことでドル買いとなり、欧州通貨に対して下がったドルであるがその他の通貨に対しては強く推移し、ドル円は82円付近のストップを巻き込んで上昇中で、時間足でダブルボトムの形状となっていることでテクニカルから堅調推移が予想され半値戻しの82.77付近をターゲットにしているのではないか。 ドル円、ユーロドル双方の上昇でユーロ円は一気に100ポイント以上の上昇となり、115円を伺う展開。 ユーロドルの押しを見なかったために予想より早い上昇であるが、115円をクリアーすると堅調推移に拍車が掛かる可能性もある。 金利先高感で上昇しているユーロだが、リビア騒乱から原油高の影響も加味されていることを忘れてはいけない。 ここが落ち着くタイミングで若干利食い先行となる可能性は残っている。 明日の米国雇用統計前にやった動意が出だしたことで波乱に繋がるのか要注意であろう。
2011.3.4日 3:39更新
固定ページ
アーカイブ
- 2011年3月
- 2011年2月
- 2011年1月
- 2010年12月
- 2010年11月
- 2010年10月
- 2010年9月
- 2010年8月
- 2010年7月
- 2010年6月
- 2010年5月
- 2010年4月
- 2010年3月
- 2010年2月
- 2010年1月
- 2009年12月
- 2009年11月
- 2009年10月
- 2009年9月
- 2009年8月
- 2009年7月
- 2009年6月
- 2009年5月
- 2009年4月
- 2009年3月
- 2009年2月
- 2009年1月
- 2008年12月
- 2008年11月
- 2008年10月
- 2008年9月
- 2008年8月
- 2008年7月
- 2008年6月
- 2008年5月
- 2008年4月
- 2008年3月
- 2008年2月
- 2008年1月
- 2007年12月
- 2007年11月
- 2007年10月
- 2007年9月
- 2007年8月
- 2007年7月
- 2007年6月
- 2007年5月
- 2007年4月
- 2007年3月