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FX予言集 フィリップFXブログ

エジプト、リビア後の動きまで

 昨日からリビア情勢の悪化受けての動意が見られる市場で変動率の上昇を睨んで仕掛け売買も見られているようだ。 カダフィ大統領辞任か?の報道で中東情勢の落ち着きを予想したドル買い戻しであったが、退陣拒否で一転ドル売りとなった後、日本国債の見通しをネガティブとして円安になり、欧州でも利上げの動きが見られるなど材料には事欠かず、為替相場は米国市場が始まるまではスピード感のある乱高下が見られた。 米国市場に入ると情勢悪化懸念でダウ平均が売られたことから債券が買われてドル安基調となった。 原油急騰と金へのリスク回避の流れは、為替で言うとスイスへの流れと連動している。 今日もリビア情勢やそれに影響されている株式相場の動向が為替には材料となりそう。 ニュージーランドの大地震がニュージーランドドルの下落を誘っているが、それに食品価格の下落も材料となっている模様。 天変地異は時間が経つに連れてマインドの戻しを見るから、ニュージーランドドルの戻しも時間との問題となってきそうだ。 豪ドルがそうだったように同じ道を辿って行くだろう。 ただ中東情勢次第では食品価格の下落が輸出に打撃を与えるとなると頭の重い展開が続く可能性もある。 市場はリビア情勢による動きとなっていても、エジプトから続くこの動きが更なる国の動意を生んでしまう懸念を織り込みにいく動きとなれば、スイス高、円高傾向が顕著になる可能性は大きい。 円も3月末に近づいてくれば円高へ仕掛けやすい環境となるためにしばらく上値は限定的であろうが、下値は予想しづらい。 状況が落ち着いてくればドルの買戻しが優勢となるだろうが、テクニカル側面から見ても基調が出やすくなるところまで円高に振れるとトレンドに乗る動きが散見されるだろう。 この辺もレベルと時間の兼ね合い次第であるが。

2011.2.23日 9:12更新

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