FX予言集 フィリップFXブログ
材料に敏感
英国で前日消費者物価の上昇で利上げ期待が膨らんだことで買い越しに大きく傾いていたポンドが、昨日の英国中銀のインフレ報告が緩和的となり、ポジションの傾きもあって大きく下げた。 ユーロドルもポンド下落に連れて、レベル的にはストップハンティングをやりやすいところだったようで、米国の物価指数の上昇と住宅関連の指数が好転していたために、ドル高となった煽りで下値突っ込み売りが見られた。 そこまで米国長期金利も上昇していたが、イラン軍艦がスエズ運河通行でエジプトなどの問題から連想される中東情勢懸念で米国債券に買戻しが大きく入って金利が下落したことでドル売りに変化して今日を迎えている。 大した背景ではないのに乱高下してしまうところに今の相場のもみあい感から脱出するのではという期待感を示しているように思える。 上がったら下がり、逆もまたレンジ内で動かしている側には都合の良いレンジ相場。 年間を通すとレンジ相場が急変動する相場の割合を凌いでいるようで、その割合は6対4であろうか。 変動率に現れてくるはずで、ちょっとした事にも反応が出てきたことは次の変動ステージに近づいているように思える。 今日も米国の消費者物価指数の発表があり、昨日の生産者物価指数に続いてドル買いでポジションは傾きやすいであろう。 クロス円はまちまちとなろうが、ドルは昨日の動きからすると若干動意が出るかもしれない。 そろそろボラティリティが高まるのではないかと期待しているが、どうであろうか。
2011.2.17日 3:45更新
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