FX予言集 フィリップFXブログ
ユーロ安傾向か
先週末の米国失業率を経てドル買い戻しが若干出ているようで欧州時間に入っても同じ動きをしていたが、なかなか一概にドル買い傾向とはなりにくいようだ。 その中でもドル円は堅調推移が続いていてテクニカルの側面からは、金曜日の統計後下値突っ込みからの戻しで底値の堅さは感じているようだ。 ただユーロがほとんどの通貨に対して弱い状況が続いていて、ユーロ安がドル高に見せている反面もある。 円通貨ペアーではユーロ円ショート、豪円、ポンド円ロングが良好なポジション取りの形となっている カナダ円も堅調だが、スイス円はエジプト問題の落ち着き期待のタイミングを先取りしているかのようにスイス売りに反転していることで頭の重い展開となっている。 スイス円はここしばらく85-88円のレンジ推移が続いているようだから、クロス円とはいえどちらかにブレークすれば多少の動意が見られるかもしれない。 金曜日のイベント後もスイス通貨の動きが顕著であり、他の通貨は動きが緩慢となっていることでどうも米国市場もエジプト情勢が気になっているような動きである。 ドルの変動率は上がってもドル円の動きが鈍く、相対的にクロス円もゆっくりな動きが続いている。 これが3月末に近づくに連れてレパトリから輸出企業のドル決済に至る売りを材料として仕掛けが入るのか、どりあえず頭の片隅には置いていてもらいたい。
2011.2.7日 8:22更新
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