FX予言集 フィリップFXブログ
明日からは中国休暇明けで利上げに注目。
動きが緩慢な為替相場となっているが、理由を挙げるとすれば中国の旧正月も一つの理由であろうか。 休暇明けから取引が始まる株式市場は、インフレ抑制に動きが出るであろう中国政府の出方を警戒する動きが出そうだ。 今週10日は日経平均オプション算出日で波乱は見込んでいないが様子見となっているのも、日中の静かな為替動向に繋がっているかもしれない。 豪ドル堅調の中、ユーロ通貨ペアーが上げ下げを繰り返すだけで静かな相場が続くのか。 また株の話は続くが、ダウ平均は1万2200ドル付近の重要な抵抗線に接近していて年初から続き約5%強上昇している軽いラリー相場がこれから続いていくのか、果たして利食い売りに押されるのかテクニカルからは興味深い局面ではなかろうか。 企業決算も終わってファンダメンタルに目が向くと利食い旺盛か。 それで目が向くのが経済指標だが米国では大きな指標は見当たらず、木曜日に欧州、英国の指標が相次ぎ、ECB月報とBOE金利政策委員会が控えてはいるが為替の大きな動きをサポートする材料になるとは思えない。 あるとすればポンドドルの高値更新材料が若干出るのかもしれない。 そうなるとユーロポンドは再度下げに展示0.8374トライとなってくると面白い。
相対的に見ていくと、豪ドルが強い感じで、対円を筆頭に、対ユーロや対ポンド、対スイスでも堅調な地合で、先日の大洪水に続いて山火事と自然災害被害が過去最高と懸念されているにもかかわらず上昇基調は未だ高金利に支えられている。 更にエジプトの混乱で上昇中の原油に加えて、利食い後の戻りを試すような金価格の堅調さもそれを支えているが、明日の中国休日明けからの動きで豪ドル調整の動きが出てくるのかタイミングとしては悪くはないのか。 雰囲気で見ていくと、ドル円の82,50上には売りが並んでいると感じられ、ユーロドルは1.35台に買いが多いように思える。 ポンドドルは直近の高値が抵抗ラインに近く、ユーロ円は111.50付近がサポートだが112.50にも売りがあるのではないか。 もみあいの後には波乱が待っている、いつ何時動きが大きくなるかはわからないから常に引き締めて動いていこう。
2011.2.8日 5:15更新
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