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FX予言集 フィリップFXブログ

米国GDP待ちか

 欧州各国に続いて、日本の国債もS&Pによって格下げとなった。 米国もムーディーズから見通しをネガティブにするとの見解を示している。 これでドルは買えない、円も買えない、それに欧州はまだ懸念が残っていて、オーストラリアも洪水の影響が心配されて買いづらく、消去法での通貨の流れとなっている。 こうなるとユーロやポンドの買戻しはあっても一方的にはならず、カナダは商品価格への対応を求めていく次のG8が待ち構えていても見合いに終始となると、残るのはスイスであろうか。 
 年末から新興国の株価が軟調となっていて、インド、中国、ブラジルが軒並み安い展開で、先進国は堅調地合いが続いている。 これはバブル懸念を払拭させるために利上げで対処していることが大きく影響しており、マネーが日本を始めとして先進国へ若干回帰であろうか。 新興国でも原油価格がサポートしているロシアや経済好調の韓国はまだ上昇トレンドの真っ只中と言えようか。 商品も穀物や原油は堅調だが、金価格はポジション調整の動きが伺える。 今は、消去法でユーロ、ポンド、スイスなどの欧州中心の買いが旺盛だが、まだ本格化とは見て取れない。 今日はここまではあまり動意を感じさせる相場ではないが、米国GDPや個人消費統計が相場の動機となるか次第である。 来週は米国雇用統計を控えてドル中心の動きが予想される。

2011.1.28日 6:48更新

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