FX予言集 フィリップFXブログ
調整後
日本の外国為替市場は今日から企業が仕事初めということで本格的に揃うが、年末年始の薄い中での動きをどう捉えるのか、実際常に追っていかないと難しい。 今年は幸いにも正月休みが土日と重なって少なかったことで、市場関係者はあまり誤差なく相場に入っていける。 昨日から昨年末のドル売りポジションが巻き戻されて、洪水の被害などを懸念するなど対した事ではないのに豪ドル売りとなっているが、本当の姿は利食いであると思われる。 さすがにパリティーを簡単に大きく乖離しようとする動きにはしばらく抵抗があるのは、ポンドドルの2.0の大台でも経験済みである。 今の水準であれば1.1台までの可能性はあるが、それが最適なのかは後々市場が決めてくれる。 ポンドドルの時には、2の大台が約3ヶ月続いて1.75台までひとつきで急落となった。 上昇が大きかったことで、歴史から見る下値目処の1.4台も3ヶ月に渡っている。 豪ドルも同じ運命なのか、新興国代表であるブラジルや中国へ流れる世界的な金融緩和からのマネーがオーストラリアまで及び、そのバブルと言われる経済状況が弾けてしまえば同じタイミングで豪ドルへも影響があるだろう。
商品相場もまた年末の薄い中で大幅上昇したポジション調整か、金価格が大きく値を下げていることで、ユーロに売り圧力が掛かっている様子。 米国ダウ平均がプラスからマイナス圏へ沈むと、それまで上昇していたクロス円にも売りが旺盛に出て居所の良い場所を探しているような相場である。 まだ本格的に方向感が出ているわけではなく、明日くらいから米国雇用統計へのポジション取りが見られてこよう。 今日の時点では年末相場からの調整が進みまだ中庸なポジション取りではないだろうか。
2011.1.5日 4:34更新
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