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FX予言集 フィリップFXブログ

市場との相違

乱高下の予想もむなしく??動きが限定されたFOMCイベントであったのは、バーナンキ議長が前回の意図を踏襲し、約6000億ドル規模の国債買い入れ継続の意向を示すことでインフレ懸念はあまり感じられない内容であった。 量的緩和策への積極性は相変わらずということだが、市場は逆にインフレ懸念を想定しているために債券には売り優勢となり金利上昇でドル高継続となった。 議長と市場に温度差が見られることで、マーケットは警告を発しているが、しばらくはドル買いが継続しそうである。 ドル円はそのイベント前に82.80付近まで下落しポジションが軽くなったために売り圧力は減少しているために、上昇幅も昨日の安値から1円を越えている。 84円台前半に降りてきている輸出勢の売りをこなせるかが直近のテクニカル要因となろうが、突破は時間の問題のような気がする。 株式市場は金利高で押されやすいが、中長期でのインフレ要因で堅調推移が続くと思われクロス円上昇にも繋がっていくだろう。 豪円は上昇トレンドを綺麗に描いていて抵抗ラインの84円台を捉える動きが助長されるに違いない。 市場とバーナンキ議長が気をもむようになるのは、米国金利上昇が過度になり実質経済へ悪影響が出るときで、その時期は遠くないかもしれない。

2010.12.15日 7:46更新

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