FX予言集 フィリップFXブログ
BIG EVENT !
今日は今夜のＦＯＭＣ前に米国債に買戻しが見られており金利がやや低下していることでドル売り優勢の動きが顕著に出ている。 ユーロドルは１．３４台半ばまで上昇し、ユーロの短期買戻し１．３５台を捉える形で推移している。 ドル円は８３円でもみあったが、８３円を割り込んだところでのストップハンティングであろうか下げ基調が鮮明となっている。 ドル安はＦＯＭＣ前の債券相場のポジション調整で金利の戻しからきていることで、今夜の会議への思惑が拡大しているようだ。 ＥＣＢ連銀の欧州安定ファシリティーへの言及でユーロが高止まりでユーロ円も堅調、他のクロス円は下落気味だがユーロポンドの上昇でユーロ独歩高の様相もある。 これもユーロへのポルトガルとスペインへの懸念が収まりつつあってのショートカバー程度だと思っている。 当面のターゲットは１．３６の半ばに位置すると予想するが、今夜のイベント次第でベクトルの方向が大きく影響されるであろう。 乱高下の予感は未だに収まらない。
2010.12.14日 9:06更新
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