FX予言集 フィリップFXブログ
急降下
ドル中心相場から若干ユーロへと印籠が渡されているように見える相場付きは、材料に頼る方向探しとなっているようだ。 昨日はS&Pとフィッチが格下げしたポルトガルに対抗するかのように?? ムーディーズがスペインを格下げで見直しすると明らかに、ユーロが大幅に値を下げた。 ユーロドルはここのところ1.35台直前まで上昇していて反転基調が強まっていた中での押しであるから、ポジション整理が進み新たな買いが出てくるかもしれないが、材料が出尽くすのを睨んでのポジション取りであるために次の悪材料が出ないのか見極めてからの投資スタンスが必要となる。 とは言ってもドル安ではなく、全般にクロス円の基調の強さにも支えられている感じもする。 ということは各国平均株価の上昇基調が双方の通貨を地味に下支えしており、あまり積極的な投資を行わない時期から推測すると、薄い中での堅調さは考えられる。 今年いっぱいは株価と共にクロス円も堅調で、ドル通貨が大きく動くのは米国の統計などもあるがそれより欧州での材料次第であろう。 予想はされていたが、実際にスペインまで格下げ対象となると他の2社が追随してくると市場はスペインの懸念を取り上げる頻度が増し、その度注目度が増してくるのでユーロにとっては重しとなりやすい。
2010.12.16日 5:35更新
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