FX予言集 フィリップFXブログ
中国の影響は多大
G20前で通貨安への批判が強まる中での中国の利上げで、楽観的なマネーの走りをスローダウンさせるように商品価格の急落につながり、為替ではユーロへの売りからクロス円も売りとなった。 商品価格の下落でドルは買い戻しが続いており、イベント前のポジション調整がある程度進んだと思われる。 ユーロドルは、1.3780のサポートを割れ、1.3700にあった市場のストップを付けにいく動きが見られたところで一旦底入り反発となっている。 底値から100ポイントほど戻してはいるものの、欧州勢の動向が気になるところであり、変動率が上昇している中では再度突っ込み売りの可能性はまだ残っている。 中国の動きで一番影響が大きかったのは、高値パリティー達成で騰勢一服感が台頭していた豪ドルで同じく豪円も大きく売られる格好となっている。 商品相場の下落でカナダ円も弱めの動きが続いており、先月半ばからの下落トレンド範囲内であるがトレンドラインの下値辺りでの推移となっている。 8月に付けた安値の78.35付近を下回るか注目となるだろう。 下回ると下値の目処は76円台後半辺りとなろうか、参考にしてドルカナダを見てみると1.0400付近の抵抗ラインがターゲットとなりそうだ。 どちらかというとカナダ円はドルカナダ次第、というかユーロドルの下落次第となっているように思えるので、ユーロドルを読むことでカナダ円の動きを把握しやすくなる。
ユーロドルが下がればクロス円は相対的に軟調であり、この通貨ペアーの反発がクロス円全体の買い戻しに繋がる。 外国為替取引にとっては出来高が最大の通貨ペアーであるユーロドルの動向を追い、研究をすることで他通貨の動きも読みやすくなる。
2010.10.20日 5:17更新
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