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ドルインデックス解説

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 米国の金融緩和観測でドル安が進んでいることで、ドルインデックスは今年の6月から下落し始めた。 今年前半は、ギリシャ危機からのユーロ安が著しく対比でのドル買いが顕著であった。 昨年の12月に付けた安値の74.10から今年6月の高値である88.82まで、約20%の上昇からの下落となっていて、現在の77.68まで一貫して下落となっている。 最安値はリーマンショック後の70であり、そこを破るのは難儀と思われ、米国の金融緩和継続に加え欧州や他の先進国の金利上昇という相反した背景でないと達成は不可能であろう。 最安値まで3ポイントほどしかないところで、若干ユーロに調整売りが入り、FOMC議事録イベント前にドル買戻しとなっている。 高値から下落して一時安値をつけるまで約8ポイント、戻り高値の83.40から8ポイントを引くと75.4となり、その辺りまでの下落の可能性は大きい。 来月初旬のFOMCまでにその辺りまで下落するとなると、ドル円はドル安によって79円割れの可能性が大であろう。 ただユーロが上昇するとしても、ファンダメンタルと欧州政府からの圧力によってユーロドル1.4以上はなかなか厳しいこともあり、一旦ドル買いが入る可能性もあるだろう。 ここまで金融緩和観測から順調に上昇している米国ダウ平均は、今年に入りドルインデックスと反比例している動きが続いていて、金利面が大きな上昇要因となっている。 需給悪の9,10月は凌いだとしても、テクニカルでの売りが出てくることで比例してクロス円は上昇とはなりにくい。 ドルインデックスの側面から見ると、ドル円単体では11月以降は米国の雇用や住宅関連指数の懸念はあるが、イベント通過によってドルの買い戻しとから上昇というタイミングを迎えることも考えられる。

2010.10.13日 1:53更新

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