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FX予言集 フィリップFXブログ

今週はポジション調整も

 日銀金融政策決定会合の結果が気になる相場だが、金融緩和拡大策はある程度織り込んでいる中でのドル円下落は結果後に再度下落しそうな雰囲気である。 それは米国FRBの金融緩和策も織り込みに入っているためにドル安基調が強まっているためである。 ユーロドルや豪ドルは直近の高値を更新し続けており、金価格も上昇傾向を鮮明にしており日銀と比べて注目度と基調の強さが伺える。 ドル円には介入警戒感は常にあるから、結果全般にクロス円の上昇が見てとれる。 このままだとユーロ円はオプションバリアーがありそうな115.00での防戦売りをこなしていけば、押しを入れながらじりじりと116円台に向かっていくことであろう。 中国は、EU支援を強化すると表明し、温家宝首相はまずギリシャ支援の意向を表明し、金融支援やギリシャ製品購入に動くと見られており、ユーロ買いへの思惑にも繋がりそうなコメントである。 数週間前から、どこかの政府筋の資金がユーロを買っているという噂があったが、この絡みの可能性もある。 また年末にかけてユーロが思惑で大きく買われていくのであろうか、数年前を思い出させる雰囲気に近いのではないか。 
 IMMシカゴ通貨先物市場で、ドルの売り越しが大幅な高水準となっており、逆にユーロの買い越し額が大幅に増加している。 今週は米国雇用統計を控えてポジション整理で、ユーロが安くなる場面も出てきそうだが、FRBの金融緩和を睨んで下値には買いが入って支える相場となってくるだろう。 

2010.10.4日 10:41更新

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