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FX予言集 フィリップFXブログ

介入額

 日銀の9月の介入額は2兆1千億円程度だった。 これで先週金曜日の上昇が、単なる白河日銀総裁辞任の噂による上昇であったことが判明した。 ということは、大規模介入を行った最初の日以外は介入はしていないこととなる。 介入警戒感を煽るように、下値に買いを断続的に置くような見せ玉を使ってうまく相場を操っていたのかもしれない。 そうでないと、信じがたい辞任報道から一気に上昇するまでとはいかないだろう。 日銀は、非不胎化介入で資金を市場へ流している間に、今も短期証券発行で資金調達はしているはず。 介入可能額の増加が市場へもたらす影響は少しずつ出てくるだろうから、クロス円の上昇には若干妙味が出てくるのではないか。 しかし、ここのところユーロスイスへの売りが一服したのはユーロの上昇によるものが多く、ドルスイスは依然ドル売りで下値を追う展開が続いているが、投機的な資金は少しずつ引き上げているように思える。 このマネーが日銀介入の頻度の少なさを見計らって、円買いを仕掛ける思惑の可能性も残っているため大きな額のポジションは気をつける必要がある。 レンジ内での取引が続いている円通貨ではロットは少なく回転を上げて投資効率を上げるほうが良い。 チャート上では標準偏差という分析ツールがあり、これを参考に変動率が上昇してきたら順張りの登場。 変動率には常に気を払って投資スタンスを変化させていこう。

2010.10.1日 1:31更新

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