FX予言集 フィリップFXブログ
綱引き
先週末、上昇トレンドラインの下値付近を一瞬割り込んだ形となった豪ドルチャートは、数時間のもみあいから引け値にかけて値を回復し、再度上昇枠の中に戻っている。 ドル売りに助けられた形で上昇に転じたが、これが騙しの格好となり上昇に弾みがつき高値更新となっている。 非常に強い形だが、トレンドラインの傾斜が急であるためにそろそろ一服の雰囲気も出ていることもあり注意が必要。 前回の上昇では、6月末から8月前半まで約38日間の上昇だったことを考えると、今回8月25日から数えると32日間上昇トレンドに乗っていることで、今週、来週の動きは重要となる。 連れて豪円は、ドル円での介入から上昇に転じているが、このところの堅調さは豪ドルに支えられている感が強く、ターゲットの81円台では重い感じが出だしている。 豪ドルが下落に転じると連れ安から調整の可能性を醸し出しているが、ドル円の動きと相まることで難しい相場展開となりそうだ。 またユーロ円は、介入で114円手前まで来ているがここで輸出企業の売りが出ていることで上値を重くしている。 もう一段の介入があっても、採算レートが110-115円であるために114円台でも売りが多いと思われ、115円を狙うにはまだ時間が必要かもしれない。 日銀の追加金融緩和観測で、円売りの妙味が出てきたが中間期末の円買いがあることで一方的な展開は望めない。 介入警戒はドル円に強く出ており、比較してクロス円は需給から売りが優勢となろう。
2010.9.28日 8:55更新
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