FX予言集 フィリップFXブログ
催促相場
日銀の金融緩和策は一日ともたない効果が限定的となり、それまで市場が織り込んでいたこともあって再度円高に振れている。 英国が休日の中欧州株価指数も利食いから下落基調となり、米国ダウへと下落基調は引き継がれた。 政策発表から直ぐに次の一手を探る催促相場へと転換したことは、ドル円の80円割れを狙っていく動きが出るのは時間の問題となってくるのではないか。 本日は欧州市場に入ってからは、介入へのコメントが再三出ていることもあり、若干の円安気味での推移である。 しかし介入コメントなどで相場が戻すとなると売りポジションがはけやすく、次回下げても買い戻しが減るために下げやすくなるという展開となるので戻しの場面を作ると逆に下値が大きくなり得る。 戻しを入れながら上値の重さを確認しながら下がる、市場でよく言うセルオンラリーの展開が今の状況に当てはまってくると、まずターゲットは今日のところは83.80付近で、ダウ平均が大きく下げると安値更新で83.30あたりまではありそうだ。 上値は抵抗ラインが85.30付近にあり毎日少しずつ下がっていく。 米国では金曜日に雇用統計の発表があるために、タイミングからみてもドル売りの材料から仕掛けが入りやすくドル円が直近の安値を狙われるのは必至であろうか。
2010.8.31日 7:19更新
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