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FX予言集 フィリップFXブログ

83円台にはサポートも最安値は視野へ。

日本市場から欧州へと変わり、ユーロへの売り圧力が加わってユーロ円を中心に売りがかさんだ。 ユーロ円の安値更新でストップハンティングと共に、ドル円の安値更新も見えてきていたために仕掛け売りも入りやすい状況であった。 ドイツや欧州のGDPなどの経済指標はほぼ予想通りであったが、テクニカルでの売りが強く株式相場の下落と共にユーロ円は106円割れまであり、米国中古住宅販売指数の悪化を受けて105円半ばまで売られた。 米国市場に入ってからは、ドル売りに転じドル円は84円を割り込みストップを巻き込んでの大幅安となっている。 全ては日銀と政府の会談への思惑で買い支えられた背景がなくなり、売り方は単に理由付けを探していたのにまんまとやられた次第である。 また政府は円高に関してG7で協議をと呼びかけるようだが、米国や欧州は通貨安で恩恵を被っている。 通貨高で困っている国は、リスク回避で同じく買いが殺到しているスイスくらいのものか。 ただドル円の83円レベルは強いサポートが見られることで一旦止まりやすいと見ていたが、日本市場で警戒感から戻すなど上げ下げを繰り返していくと、短期ショートポジションの解消となりやすく買い需要が消されるために、じりじりと下値を探っていく円高対策への催促相場となる可能性もある。 79円台の最安値まで間近に迫っており、最安値まであまり余裕がないと思われるのは、この時が一気の下げであったということであり、84円台から一日というか数時間で79円台を達成したことを考えると次に昨日の安値を抜けてしまうとサポートラインまでも破ったという認識も重なって下落スピードが増す可能性もある。 日銀としては長い期間において79円台でダブルボトムとするシナリオも考えられるが、果たしてここを下回ると見たことがないレベルなので予測は難しい。 今朝方アイルランドの格下げで欧州通貨が急落しており、今日の欧州市場ではユーロへの売り圧力が掛かると、再度クロス円中心に波乱が起きることが予想される。 また米国では昨日と同様に住宅関連の指標発表があり、結果次第で動きが大きくなる雰囲気となってきているので売買を行う際には十分な余裕資金で行っていただきたく思っている。

2010.8.25日 11:10更新

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