FX予言集 フィリップFXブログ
鈍い動き
小さなレンジで動いているドル円相場を他所にして、ユーロドルやポンドドル、オーストラリアドルなど対ドル先進国通貨は比較的フットワーク良く上げ下げしている。 ほとんどは経済指標結果を受けての動きだが、クロス円の売りをこなしてドル売り基調が中心である。 米国市場までは、政府経済対策や日銀動向への思惑で若干円安に振れた相場であったが、米国経済指標の悪化をきっかけに円高に転じている。 まず市場が懸念している雇用関係で新規失業保険申請件数が予想を上回りドル売りへと傾斜し、フィラデルフィア連銀指数が予想プラス7.2に対し、結果マイナス7.7と大幅な悪化でクロス円共々下げとなった。 ドル円は84円台に突っ込んだが、それ以降はあまり動意の少ない動きで指標が異常に悪くダウ平均も大幅下げなのに、なぜか最近の相場を象徴するかのように若干戻しで推移し動きが限定的となっている。 海外勢は、夏休み中のトレーダーが多いのかなかなか動意が薄く、結局はレンジ内での動きで終始しそうだ。 オバマ大統領の経済に対する演説にかけて戻したドルだが、ダウ平均の更なる下げがクロス円を軟調にさせ、それが対ドルでは下落しドル売りを防ぐという妙な動きが相場を撹乱させている。
2010.8.20日 5:23更新
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