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FX予言集 フィリップFXブログ

下への動意

ドル円が85円を割り込んだのが嫌気したのか、米国市場ではある程度下値堅く推移していた円相場も、日本市場に入ってからは輸出からの売りが出たのをきっかけにユーロ円に仕掛け的な売りが入った。 動きづらい米国市場と違い、思惑で一杯の日本市場では売り買いが交錯している様子。 政府関係者からの発言があるたびに若干円安へ振れるが高値では抑えられじりじり円高へ持っていかれる展開は下値への動意を感じせざるを得ない。 介入の言葉を頻繁に市場に流すことで警戒感が慣れに変わっていくのが危険であり、また現実味は良いタイミングが来なければ可能性が少ないと思っていて、このレベルの慣れが下落を容認し80円割れ以降での介入警戒に変化していくのであろうか。 ウェーバードイツ連銀総裁によるECBによる銀行への無制限の資金供給発言は金融緩和に繋がり、ユーロ円を圧迫する背景となって作用している。 円高は悪いというが、そのうちにある程度までは戻っていく。 いっそ60円台まで行くのなら放置して、たんまりと余剰資金を持っている日本企業に外資を買収する機会を与えてはどうか。 欧州や米国は通貨安で本国経済が戻っていくのなら、そのうちに円も対比では安くなる時もあるのだから。 今も日本企業からの買収が少しずつ増えてきているが、それが落ち着いたところで介入すればどうだろう。 その辺も連携してやっていってもいいのでないか、経済好調の韓国などはそういう動きが多いように見えるのだが。

2010.8.21日 4:47更新

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