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FX予言集 フィリップFXブログ

ユーロ軟調

ストレステストの結果は、市場は前もってゴールドマンサックスが10行の不合格企業を予想していたが、結局7行ということで落ち着いた。 大手金融機関は全てパスしているが、ギリシャ農業銀行やドイツ不動産大手ハイポリアルエステイト、スペインの金融機関など中小企業が多く不合格となってマーケットにはさほどインパクトはなかった。 これからは、不合格金融機関への処遇についての問題が出てくる。 ユーロは、ストレステスト前に短期では相対的に売られており、ここしばらくの買いサイドからの利食い優勢の動きが出ていたようだ。 5月末に安値を付けていたユーロドルは、ここ2ヶ月ほどで約1000ポイントもの上昇をし、1.19台から1.3まで到達していたためにイベント通過で高値を追う動きが出てこないと、しばらくは軟調推移となるのではないか。 ストレステストでの安心感を誘いたい欧州連合であるために市場は見透かしており、1-2年の南欧諸国への財政不安が再度持ち出されてくるであろう。 長期的な悪材料があるために、なかなかユーロを買っていく動きが出るとは思わない。 その行く末がどうなるのか、ある程度確実な好材料が出るまでは若干軟調推移に戻っていくのではないか。 方向を見極める為にも、来週からのユーロの動きは注目に値する。 ユーロ通貨単体を読むには、ユーロドルやユーロ円のみではなく、ユーロポンド、ユーロスイスやユーロオージーなどの通貨ペアーを見ていくことも先読みのヒントとなるので、これらのチャートも頭に入れながら方向を探っていく必要がある。 

2010.7.24日 3:04更新

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