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FX予言集 フィリップFXブログ

比較的薄い相場

 FOMCの緩和的ニュアンスが強く印象付けられた市場は、金利低下を促がしドル売りスタンス動きを強めている。 その中でストレステストへの楽観的な見方が多い事から、ユーロが買われるというドルとは対照的な動きが顕著となってユーロドルの上昇を大きくさせている。 ユーロドルは1.3の大台回復と予想外の上昇を見たが、1.30-1.32の抵抗線が効いているのと、昨日ドイツ不動産金融大手のレアルエステートがストレステスト不合格との報道から利食いが出ていることが響いてポジション調整の売り優勢となっている。 先週金曜日の高値1.3008と今日の高値1.3025付近であり、堅調さを回復と見えたが上値の抵抗線は大きく1.28台までの調整がハンガリーの国債入札不調を下落の後付としている。 高値近辺で値幅が大きくなっているところを見ると、様々な思惑を背景に仕掛けの動きも察知され、ストレステスト発表を23日に控えてポジションを減らしている事で相場が振れやすくなっており、結果発表までは1.27-1.31でのレンジ内でスピード感のある動きとなるであろう。 1.27半ば水準を下回るストップを狙う動きが出始めるために、軟調へと転換する可能性もある。 ドル円は86円台前半まで下落した後は戻し87円前半で止められ頭の重い展開が続いている。 戻りが鈍いのは、企業決算が思わしくないことで米国ダウ平均が下落基調の展開となっておりクロス円に売りが入っていることが影響している。 ドル円単体ではそう売りが出なくてもこういう展開になると、次の下落理由が見つかるまで低いところで推移し、新たな背景次第では85円台を狙う展開も考えられる。 市場は報道などで次第に介入警戒を頭に置いてしまうためにショートポジションは大きく溜まりずらく、臆測や噂などの介入警戒が出始める時期では仕掛けもあって下落しやすくなることもある。

2010.7.21日 2:19更新

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