FX予言集 フィリップFXブログ
ユーロショートの減少
ユーロドルやポンドドルの堅調さで迎えた金曜日には、利食い観測で軟調予想の株式相場が上昇したことを受け、上にあるストップ狙いで上昇したが需給要因からポジション調整が始まり米国市場に入ってからは利食い先行となり下落に転じた。 週明けの今日は、シカゴ先物市場でのユーロショートが大幅に減少したことからの思惑売りとクロス円の利食いからの下落が欧州通貨を軟調にしている。 米国市場では、中国政府からのグーグルへの事業免許更新を受け上昇したことで株式は全体に堅調と、欧州通貨下落に伴いドル買いの動きが出始め、ドル円が上昇し88円半ばまであった。 国内では、参議院選挙が行われ民主党が予想外の敗北で政権運営に及ぶ悪影響からドル円は堅調さを維持している。 ドル円は89.50辺りに抵抗線があり、90円手前までは輸出企業の売り観測がありそうだからここから上は重い感じが出ている。 米国株式市場の出来高は今年最低となっていることと、ダウ平均10200ドル付近に抵抗線がある(週末終値10193)ことで、材料次第では直ぐ下落に転じる可能性もあり、ここからは神経質な展開となろうからクロス円も利食い先行でポジションを減らす動きが出ているのは頷ける。 今週はFOMC議事録の発表があり、ドルの動きが出ている今は気になる材料となろう。 これから材料としては、おうしゅう金融機関へのストレステストが大きく、結果は今月後半に発表になる模様で、その前に戻り高値をつけたユーロはポジション調整が終わるとレンジ内の取引となっていくのではないか。
2010.7.12日 6:46更新
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