FX予言集 フィリップFXブログ
ショートカバー
昨日、欧州中銀のECBが3ヶ月ものの調達資金供給額は1319億ユーロと予定を下回ったことで、短期的に安心感を誘ってユーロの堅調さに繋がった。 とはいえ、1.23台に近づくと売り物に押されて1.2150を下値にしてレンジ内取引で終始しているのは、米国ダウ平均の下落が続いておりユーロ円に売りが多く上値を抑えたような格好となっているのが理由であろう。 今日は1年物のオペレーションが予定されており、昨日の安心感が下値を堅くしている動きとなっている。 スペインの5年債入札が成功し、ECBのユーロ供給の為のオペで需要が多かった模様であり反落しているが、これによる懸念の剥落でショートカバーが入っている様子で全般に買戻しが優勢となり1,23台乗せに成功している。 明日は米国雇用統計も控えており、ユーロ以外の通貨の動きは緩慢で全般では若干ドル売りの動きが顕著なくらいであまり大きく動くクロス円も見当たらず、実質ポジション調整相場となっているようだ。 明日の雇用統計に向けては、弱いという味方が大半であるために大方ドル売りにクロス円売りを伴うポジション持ちであろうと考えている。 このために、予想通りかそれ以上の結果であればそれらの通貨ペアーは短期戻りの可能性が大きいのではないだろうか。 もし明日までに戻しがあると、結果後の動きは難しい読みにはなってこようが、あまり下ばかり見ていると痛い目にあうかもしれないから気をつけておきたい。
2010.7.1日 7:38更新
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