FX予言集 フィリップFXブログ
FOMC
今日もレンジ内だがやや売り優勢のクロス円は、中国株の下落を筆頭にアジア株式軟調地合を受けたものであろう。 欧州市場でも、著名投資家のジョージソロス氏がユーロ崩壊を示唆したことなどで、南欧諸国の債券が下落していることで軟調気配のままであった。 下に市場のストップロスがドル円、ユーロ円に観測される中、米国では昨日の中古住宅販売に続き新規住宅販売件数が予想を大幅に上回り、下落幅を大きくしている。 中古、新築住宅の販売件数がそれぞれ大きく予想を下回っているのは、4月末で終わった政府の税制優遇策が影響しているようなのか。 これには6月末までに契約手続きを完了すれば控除が可能だということなのだが、どうもローン申請処理に時間が掛かっているようで事務処理の遅れからきたものが大きいようだとしても楽観的な住宅先行きへの見方が変わってくる可能性があり懸念が一つ増えたと言えそうだ。
FOMCでは、欧州経済の懸念から長期の超低金利を継続する意思が明確に示された。 そのコメントを受けてドル売りとなりドル円は90円割れとなった。 それまでやや軟調だったダウ平均がプラスに転じたためクロス円は総じて上昇し、ユーロ円は109円台から111円台まであった。 これで年内の利上げはなくなったという向けが増えており、ドル安方向への相場となってくる公算が出てきており、ドル円は89円割れの可能性も出てきたのではないか。
2010.6.24日 4:51更新
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