FX予言集 フィリップFXブログ
小さな動きだが
材料が比較的少ない中、欧州株の堅調さと連動してクロス円は上昇し、ユーロ円は109円台でもみあっていた日本市場だったが、欧州市場に入り前日と同様に110円台まで上昇した。 米国市場に入ると一転売り優勢となり、原油流出への調査が進む中英国石油大手のBP株の下落が尾を引き、プラス圏で推移したダウ平均もマイナスへ、それに連れてクロス円は総じて安い展開となった。 本日に入っても、ユーロ円は108円台を狙う動きも見られておりまだまだ底値不安は残っているようだ。 戻りの高値は少しずつ更新してはいるが、高値では輸出勢がやれやれと売っているのではなかろうか。 悪材料が出ると直ぐに反応しやすい市場の雰囲気は変わっておらず、次の材料待ちの期間とはいえ急変する可能性も残っている為に注意は怠れない。 今日はあまり動意はないもののちょっぴりドル安気味の需要が出ているようで、いつものクロス円主体の動きとは違うようだ。 こんな小さな事は現場側しかわからないが、いつもと違う小さな動きは欧州市場が始まると本流となる事も経験上しばしば起こっている。
今朝方、ニュージーランドが予想通りの利上げをし、中銀総裁は次回の利上げは世界経済の動向と景気次第と見ているが為替は高すぎると発言している。 そんな中、堅調推移のニュージーランドドルが豪ドルに火を着けたのか、豪国の失業率が好転したことを受けてから徐々に値を上げていき発表後から100ポイントほど豪円と共に上昇している。 今夜は英国、欧州の政策金利発表があり予想は変わらずであるが、その後のECBトリシェ総裁の発言に振らされる展開となりそうだ。
2010.6.10日 12:49更新
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