FX予言集 フィリップFXブログ
材料には敏感
ユーロドルは、格付け会社の一つであるフィッチがスペインを格下げしたことで下落となったが、1.3260で止められてから上昇に転じており、どちらかというと下値切り上げを徐々に行っているように見える。 しかし、こういう戻りの雰囲気が出てきたところに新たな材料からの下げは、戻し基調を揺らがす展開にもなり兼ねない。 悪材料が次々と出てくるために、ショートカバーが終わると再度下げる雰囲気も出てきやすく簡単には戻しとはいかなくなってくる。 テクニカルでも1.26台の抵抗線が大きく心理的にも作用しそうである。 世界的な株価上昇があれば、クロス円と共に戻っていく可能性もあるが、ユーロだけは材料にハラハラさせられることになり、買いに行くにもなかなか勇気がいることであろう。
本日は、英国、米国市場が共に休みであり、月末ということも鑑みると、動きは緩慢になりそうだ。 週末にかけての米国雇用統計へ明日からのポジション取りが行われていくのだろう。 ここ数ヶ月は米国雇用統計前に波乱の動きが続いているので、変動率が低下していく途中でも、投機的な動きで急変する可能性は残っている為に注意は必要である。
2010.5.31日 1:11更新
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