FX予言集 フィリップFXブログ
揺さぶりに耐えて、上昇
揺さぶりに耐えた一週間であるが、やっとのことでクロス円、ドル円の反発が若干出始めた。 中国がユーロ圏の債権保有に関してのコメントで、水曜日に弱気姿勢、木曜日にはそれを否定したことで、下押しでのショートポジションも更に作られたことから買い戻しに拍車が掛かったようだ。 アジア株の上昇で欧州株の大幅高を受け、米国経済指標の若干の悪化で上昇に対する訂正相場が短時間でもあったことは、ダウ平均上昇で上げ相場のタイミングが整っていた。 ドル円が90.60から売りに押されていたにもかかわらず、数十ポイントでの下げで90円は割れず上昇に転じたときは、90.90に観測されていたストップを狙いにいく動きを確信していた。 本日は既に91円台であって、91,40から上はやや重そうで90円台を固めてからの再上昇を予想している。 しかし市場参加者が91円台での推移が長くなり重さを感じてしまうと、一旦ロングからの売りも出てくることもありえるので、それに影響を及ぼすクロス円の動きには注意を払いたい。 ユーロ円は4時間チャートで見ると、ダブルボトムのような形状からの上昇をしており、今月高値である114.40突破を狙う動きが来週にかけてあるかもしれない。 しかし、ユーロドルの上昇も早く抵抗線の1.2400を上抜けてきたとはいえ1.25台に入れば売りの抵抗にもあうだろうから、ユーロ円もそこでの抵抗を凌げるかが鍵となるのではないか。 ユーロドルのターゲットは1.2670であり、ここを達成するとダブルボトム完成となるがそうは簡単にはいかないだろう。 ただユーロへの悪材料には未だ事欠かないことから、材料が出ればすぐ下がる可能性も残っているために安心は禁物。 今日はこれから米国経済指標の前にロングの利食いが出ると思うが、その後ダウ平均がプラス圏で推移すれば堅調な動きが続くであろう。
2010.5.28日 6:08更新
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