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FX予言集 フィリップFXブログ

短期での反発も

 最近の変動率の上昇で、値がどんどん飛びやすくなっている。 しかし、この中でもレートを表示する大手金融機関は狭いレートでの表示をしているのは、以前のインターバンク市場では考えられない事である。 ドル円やユーロドルが2ポイントくらいは需給の多さからまだ理解できるが、その他の通貨ペアーでも以前の半分以下のレート幅(スプレッド)での提示は個人投資家の参加が増えたことが要因であろうか。 東京時間、例えばポンド円などは常に15-30ポイントしかなかった頃に比べれば、10ポイント以内は相当有利なスプレッドである。 しかし、狭いスプレッドを見てしまうと簡単に儲けられるような感覚になりやすく欲を煽られてしまう。 狭いスプレッドでも、ターゲットと損切りを決めて立ち向かう方が冷静で感情的にはなりにくい、ポジションを建てた後ターゲットと損切りを多少は変化してもいいが、大きく変えるとジックリ練った最初の戦略の意図とかけ離れることがあるので、再考が必要であろう。 テクニカルが中心なのか、それともファンダメンタルの流れや読み、それとも両方なのか、予想の理由をはっきりさせておくと変化にも対応出来る。 短期で1日中に行うのか、1年なのかの期間を決めるのも非常に重要である、それによってターゲットなどが決まってくる。 こういう荒れた相場では特に、期間決め、予想やターゲットのはっきりした理由をノートにでも書いておくことで、相場の動きに惑わされずに取引に向かうことが出来るであろう。 儲かるか、そうでないかは方向もそうだが、それ以上にポジションを建てた後の心の持ちようの方が重要である。 
 昨日もクロス円相場、特に商品相場の大きな下落幅がオセアニア通貨の下げを大きくさせた。 ユーロスイスに大きく介入が入った観測でユーロには買い戻しの動きが出たが、ダウ平均の大幅下落でクロス円売りの相場の最中にユーロ買いが入っていたために、ドル円は下値を追う展開になった。 今日も89円台でうろうろしていて、まだ下値余地はありそうだが短期では何時反発してもおかしくはないタイミングである。 

2010.5.21日 7:44更新

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