FX予言集 フィリップFXブログ
悪材料で
中国の第一四半期GDPが予想以上の伸びたことから、準備金利の引き上げ観測が台頭したこと、更にギリシャ国債のスプレッド上昇からリスクマネー縮小の動きでユーロ円を筆頭にクロス円全般に売りが殺到した。 ここしばらく上昇基調にあったため買いのポジションも膨らんでいたようで、手仕舞い売りが出たようである。 まさにキャリートレードが行われている様子が伺える。 米国のモルガンスタンレーがギリシャのユーロ離脱というコメントからユーロドルの買いも吸収されてしまい、下落基調に転じているのはまだ不安定な要素を残している証拠である。
テクニカルがファンダメンタルによって崩された格好となっている。 大きくは中国経済のバブル懸念という背景が少しずつ大きくなっている感じがあり、原油や金価格が売りに押されており、そのためカナダ円や豪円も売り対象となっているようだ。 チャートで見るとカナダ円は92円を抜けると下げ基調が強まり、ニュージーランド円は小さなダブルトップで軟調気配、豪円はめったに形作られないヘッドアンドショルダーに似通った形状となり、とりあえず85.70は意識されよう。 また金価格も直近の下値抵抗ラインがあと10ドルまで近づいており、ここへのトライがあるのか注目されよう。 今夜の米国住宅着工は結果次第で、ドル売り材料にされるとクロス円共々下落の可能性がありそう。
2010.4.16日 12:19更新
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