FX予言集 フィリップFXブログ
イースター明け
イースター前から欧州通貨を買っている筋がイースターが明ける前の昨日から利食いに入っていると思われ、豪ドル、豪円以外は売りで下がっている。 豪国は0.25%の金利引き上げを決定し、強い景気が継続していることで近い将来の利上げを予想している向きが増えていることから底堅い動きが続いている。 休み明けの米国株式市場で昨日ダウ平均が上昇し依然強含みの相場付きを見せているところから、なかなか下がらないクロス円かと思われたが、さすがに過熱感もあって下落に転じている。 クロス円の売りというのは、ユーロドルの下げもそうだがドル円も一緒に下落していることから証明できる。 日経平均が少し下がっただけで、ユーロ円は127円台から125円台まで下がるのだから下げは早い。 121円から上昇している急角度のウェッジ型のトレンドが崩れたことで一旦は下げがありそう。 しかし、世界的な景気回復によって商品相場の上昇は続いており、米国の金利動向を睨んでのもみあいから更なる上昇への期待は高まってきそうだ。 シカゴ先物市場で、月末時点でのユーロの売り越しが多かったところからの買戻しであるが、基本的にユーロへの売り圧力は継続すると考えており、欧州企業との決済で国内輸出企業の売りが多いユーロ円はクロス円の中でも上昇幅は限られてくるのではないか。 ポジションが軽くなってきたところでの今夜のFOMCには十分注意が必要だろう。
2010.4.6日 4:56更新
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