FX予言集 フィリップFXブログ
円安
年度末要因で日銀が資金を潤沢に市場に流していることで、短期金利が低下しているのが今月の円安要因の一つに挙げられる。 93円を越える円安までは読んでいなかったが、今週末に発表される米国雇用統計で雇用が改善されるとの見方もあり、ドル高の流れとなったことでドル円の上昇が大きくなっている。 クロス円もそれに連れて上昇しており、ユーロ円は125円をあっさりと越えてしまっている。 輸出勢も売りはある程度はあったと思われるが、それにしてもドル高というか円安という流れが強い。 米国の市場金利が上昇しており、欧州の長期金利は比較的安定、オセアニアや新興国は上昇気味となっており、日本の金利が低い事でキャリートレードが囁かれていることも円安にフォローの風が吹いているようだ。 明日は新年度となり、早速日銀短観が発表され、米国雇用統計を金曜日に控えてのポジション取りを見ておく必要がある。 流れをジックリ追い、実需以外の短期ポジションの傾きを予想しながら経済指標に備えていく必要がありそうだ。
2010.4.1日 4:57更新
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