FX予言集 フィリップFXブログ
日本市場は調整タイム
ユーロドルは、テクニカル要因でEU会議前に下落し1.32台に入ったが、イベント前にじりじりと値を戻して、ギリシャ支援をIMFとEUが協力して行うことで合意したことを好感し、一時1.3385近辺まで上昇した。 その後トリシェECB総裁がIMF支援を批判しユーロ圏諸国に責任を持つよう求めたという報道で、ユーロドルは再度下落し安値を割ってしまった。 その中で、邦人投資家にとってはドル円の上昇が大きくクロス円を嵩上げしていることの方が印象強いのではなかろうか。 昨日に続いての高値更新は、米国債入札が低調で短期金利が上昇した事からのドル買いによることが大きい。 今日は週末だが米国経済指標が多く発表される予定であるから、ドル買いに拍車が掛かる可能性は否定できない。 特に日本時間で調整しているために、動きやすい相場が欧州、米国時間となる。 あくまで短期ターゲットは1.31台でここまでいかないと、戻しづらい展開には変わりは無く、ギリシャ問題も連携して支援とは言え赤字額が半端ではない、更に他の3国も絡んでくるとやっかいなことになる。 米国は、雇用問題はけねんだが株式市場の堅調さから少しずつ足元を落ち着かせていることはドルにとっては好材料だろう。 今は材料面からドルに軍配は上がりやすい状況というだけで、財政赤字に目が行くようになると展開は変わってくる可能性もある。
今日の日本市場での相場解説をしてみよう。 昨日までのドル買いからのポジション整理のドル売りと、輸出の円買いが出ているが円相場は売り買い注文が多い為に動きにくい。
しかし、欧州通貨はあまり注文がない薄い中で動きやすく、欧州通貨に連動してクロス円は堅調推移というところである。 昨日同様ポジション調整に使われている日本市場はあまり参考にならない、欧州時間に入ってからが本流となろう。
2010.3.26日 12:04更新
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