FX予言集 フィリップFXブログ
レンジブレーク後の大きな動き
テクニカルから見てユーロドルの心理的、実利的にも1.3430割れが大きく相場に影響し、ストップを巻き込んで売りがかさんだ上、ポルトガルの格下げはユーロの下落を更に進めた格好となった。 重要なポイントを下抜けしたことで、ユーロドルはテクニカルで見て1.31台を目指すこととなろう。 ポルトガルの他にもスペインとイタリアと後に控えているために下押し材料には事欠かない。 ドル円はユーロドルの下げに反応し、全般にドル高となったことで200日移動平均線を越えた事で上昇に弾みがついた。 また米国市場では、耐久財受注が増加したことでドル買いが強まったが、92円台突入の際は実際ストップハンティングなどのテクニカルと需給要因での上昇であったのではないか。 本日はさすがに輸出の売りが結構出ているようで、ドル円も200日移動平均線近くまで下げてきている。 91.60-70辺りは昨日の抵抗線であるために買いが並びやすく、底堅いのではないか。 今まで動きが限定されレンジ取引期間が長かった為に、レンジを抜けるとストップ設定が増えているのもあって動きが大きくなりやすい。 普通はここから続伸となるのが多いが、ドル円は輸出の売りが多い為になかなかそうは行かない事もある。 もし本日中に高値92.36を越えてくることがあれば、93.50が見えてくるだろうが、人民元の切り上げ動向が上値を抑えやすいこともあり簡単にはいかない。 これもユーロの動き次第であろうか。
2010.3.25日 10:44更新
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