FX予言集 フィリップFXブログ
日柄調整か
クロス円は、ショートカバーが中心となって上昇に転じている。 背景としてはテクニカルの面もあるが、オーストラリア中銀総裁からのEUに関してはギリシャと協力する策もあり得るという意向を示したことが大きい。 そもそも2月3日に欧州委員会はギリシャ再建プログラムに対して支持を表明しており、後はギリシャの具体的な政策案や本意が必要であった。 EU首脳の発言の流れか、ギリシャ首相も燃料税引き下げで追加歳入を見込むなど具体的な案を示し、公的債務を削減する意向を示したのは良いタイミングであったようだ。 ドイツ首脳からも救済への意向があると噂されたがそれは否定され、ドイツウェーバー連邦銀行総裁はユーロ圏の各国政府にとって財政赤字削減へ緊縮計画を維持するべきだという見方を示し、ギリシャには一層の財政赤字への対処を暗に求めている発言のようである。 このことからユーロが買い戻され、ユーロドルは先週安値1.3574から徐々に値を戻してきており1.37台での推移となっている。 戻しの目処は、まず急速な下げ前に堅かったレベルである1.3850、1.3920となるであろうか。 またそれを受けて上昇となった米国ダウの戻りもまだ多少はありそうで、今夜ダウの上昇があればユーロ円の堅調さから124.50付近がターゲットとなりそうだ。 しかし上に伸びても125-126円台は重くなる感じが出てくるだろう。
2010.2.10日 6:34更新
固定ページ
アーカイブ
- 2011年3月
- 2011年2月
- 2011年1月
- 2010年12月
- 2010年11月
- 2010年10月
- 2010年9月
- 2010年8月
- 2010年7月
- 2010年6月
- 2010年5月
- 2010年4月
- 2010年3月
- 2010年2月
- 2010年1月
- 2009年12月
- 2009年11月
- 2009年10月
- 2009年9月
- 2009年8月
- 2009年7月
- 2009年6月
- 2009年5月
- 2009年4月
- 2009年3月
- 2009年2月
- 2009年1月
- 2008年12月
- 2008年11月
- 2008年10月
- 2008年9月
- 2008年8月
- 2008年7月
- 2008年6月
- 2008年5月
- 2008年4月
- 2008年3月
- 2008年2月
- 2008年1月
- 2007年12月
- 2007年11月
- 2007年10月
- 2007年9月
- 2007年8月
- 2007年7月
- 2007年6月
- 2007年5月
- 2007年4月
- 2007年3月