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FX予言集 フィリップFXブログ

魔の金曜日は続く

金曜日の米国経済統計であるGDPが予想を大幅に上回り、2四半期連続のプラスとなってドル買いとなった。 更にその後のシカゴ購買部協会景気指数も大幅なプラスとなり、昨年後半以降の個人消費とマインドの回復が感じられる指数であり、米国経済の先行きに期待が持てる内容となった。 最近のドル指数回復の流れを後押しするかのように、ドル買いが進んでいる。 今までは欧州ユーロ圏の懸念によるユーロ安がドルを押し戻していたが、今回はドル要因が強く流れが出来そうな雰囲気にもとれる。 ただ全般的に円高もまだ続いており、クロス円は株式の調整が続いている中で軟調基調は変わっていない。 今日も英国のターナー金融サービス機構(日本の金融庁にあたる)が外為取引ビジネスの中でキャリートレードを規制するべきであるというコメントがなされ、ストップを巻き込んでの円買いとなって、欧州から米国時間で戻すという激しい上げ下げを再度繰り返している。 今日の米国ISM製造業指数は先日同様に予想より良く、連日の好結果でドル円は90円前半から一気に91円に乗せようかという勢いとなっている。 さすがにこのところ軟調だったダウ平均も100ドル強上昇し、クロス円堅調の一旦を担っているようで、株価と連動して動いている。 ただ91円台ともなると、輸出企業は90円以上であれば御の字という向きは売ってくると見られるため、上昇するにもここを買いあがっていかなければならず、クロス円共に上昇することが必要となろう。 今週は、米国指標の好調さから金曜日の雇用統計が期待されるためにここからドル買いを仕掛ける可能性があり、92円手前までの上昇、逆にユーロドルは1.3800を下値としたもみあいでクロス円は強めの動きとなることを予想している。 しばらくは米国経済指標から目が離せなくなりそうだ。

2010.2.2日 5:01更新

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