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FX予言集 フィリップFXブログ

円高基調が強まる

先日の中国の小売統計もそうだが、鉱工業生産が予想を大幅に上回るなど好調な消費に支えられてバブル的不動産価格上昇や株式へのマネー急激な回帰を見ると、今朝報道されたように、中国は金融機関に対し預金率を引き上げた。 この結果を受けて上海株式市場は売りに押されて大幅に下落、為替はクロス円に売りが集中して暴落となった。 しかし先ほど、米国格付けS&Pが日本国債の見通しを安定的からネガティブに変更したことで円安に振れドル円やクロス円も値を戻しつつある。 ドル円は89.70付近から一時は90.50手前まで戻したが、さすがに90.50は重く欧州時間に入り再度89円台に入っているところをみると簡単には円高が止まるとはいかないようだ。 逆に上値の重さを確認となると、下値が大きくなっていくので注意しよう。 日本時間中では珍しく乱高下となっているが、これからもしばらくは中国経済関連動向によっては顕著な動きが見られそうだ。 最近は各国の経済指標が発表されるたびにクロス円が動意付き動きやすくなっておて下値探りの展開が多い。 米国の金融規制案と中国の引き締め動向が平均株価の重さの原因となっていると見られ、円高傾向になかなか歯止めが効かない背景となっている。
米国FRBの動きが次の焦点となりそうであろうから、明日のFOMCは注目しておきたい。
これで金融緩和へのニュアンスが解除の方向となると、今度はドル高、クロス円安となりより複雑な動きになってくるのではないか。 気になるドル円だが、直近では88.88辺りにサポートがあり短期ではここをターゲットとしていると思っている。 このままでは日本は円高でデフレスパイラルに大きく落ちていく傾向に拍車が掛かってしまう、早く日銀のインフレターゲットとそれに付随する政策と共に決意を国民へアナウンスする必要があるのではないだろうか。 

2010.1.26日 9:19更新

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