FX予言集 フィリップFXブログ
マサチューセッツ州での投票結果は如何に?
円高に振れそうなチャートからストップハンティングを狙いにいく動きとなったユーロ円は129円半ばでなんとか持ちこたえて、ユーロ売りの後のドル買いと株式上昇から130円台に戻っている。 米国ではIBMの好決算とこれまで悪材料として織り込まれていたシティバンクの予想通りの赤字決算で出尽くし感が出て、ダウ平均は大幅に上昇したことでドル買いとなっている。 またBOEは最近の物価上昇率について、インフレターゲットに接近していて、しばらくは3%を上回ると短期的に物価上昇を予想していることからポンドは堅調であった。 ギリシャ懸念の中で、ドイツのZEW景気先行指数が予想を下回ったことでユーロに売りが入り、ユーロ円、ユーロドルまたユーロポンドとストップを巻き込んで下落したことで、ドル買いを促がす一因となったようだ。 このようにギリシャ懸念を織り込んでいる間に指標の悪さからストップを巻き込むと、チャートからの下げにはまだ余地があるが、ファンダメンタルでは行き過ぎの感が出てくる。 悪材料に何でも大きく反応していると投資家心理でも行き詰ってくるから、ここ数日下値を試した後は短期での戻しがあるだろうと予想していて、1.45台くらいはあるかもしれない。 ドルからの動きも注目であり、マサチューセッツ州の補欠選挙で共和党候補が勝利すれば、民主党は議席を減らし、オバマ政権の医療改革法案の成立が難しくなることで今年11月の中間選挙への悪影響が懸念されることからドル売りとなる恐れもある。 直近の統計では共和党のブラウン候補がリードしているようで、開票は本日日本時間午前中にも行われる予定となっており、これを材料に相場の動きが荒くなりそうだ。
2010.1.20日 9:22更新
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