FX予言集 フィリップFXブログ
ドル買いも落ち着くか
昨日は、米国経済指標で新規住宅販売件数やミシガン大学消費者信頼感指数が予想を大幅に下回りドルが売られた。 ただドル円は株式市場の堅調さからクロス円の買いもあって下げも限定で短期ポジションの売りのみのようであった。 ユーロドルは、ショートカバーが盛んに出ていて1.3365辺りまで買われているのは、ユーロポンドの買戻しも下支えとなったようだ。 イギリスは議事録の発表で、資産買い上げプログラムに於いては拡大幅を強調した委員がいたことでユーロポンドの上昇に寄与しているようだ。 ユーロドルの1.4330越えと、利食い後の原油相場の急速な上昇や金相場の落ち着きを見ると、ドル買いも一旦は収束しそうな感じが出てきている。
昨年の今頃は現在の経済状況に関しての予想では、リーマンショックの大きさを考えると世界的にも立ち直りつつあり、経済への懸念が大きかったことから思ったより相場は安定した方ではなかろうか。 日本のデフレはちと行き過ぎの感があるが、世界中も安い価格帯の品が売れ出しており、こういう流れを加速させたインターネットは、これからもパンドラの箱となってしまうのか逆に驚異を感じる。 開けてはいけなかったのか時代の流れかわからないが、箱を開けてしまったことから世界レベルで消費者が情報を仕入れやすくなっており、新興国の強烈な台頭もまだ物価としては安いから世界的なデフレが進捗していくように思える。 箱から大いなる民の欲が行き渡りやすい環境下となり、そのコントロールが効きにくい状況でもある。 それを投資に当てはめると、自分の心(欲)をコントロール出来なければ投資は全て投機や遊びに変わってしまう恐れがあるということになるだろうか。 自分自身をコントロール出来る範囲での投資は非常に健全で、利益も自然とついてくると思っている。 出来なければ日常生活から変えていく事が必要、全ては繋がっていると思っているから。
2009.12.24日 11:00更新
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