FX予言集 フィリップFXブログ
変動率上昇中!
先週はクロス円の乱高下で終始したのは、ダウ平均のそれによるものが大きい。 木曜日の米国統計である、GDP,個人消費統計がことごとく好結果で、ダウ平均は200ドル超の大幅上昇となったが、金曜日にはドイツの小売売上高指数が悪い結果となり、更に米国国内で商業金融大手CITグループが破綻やシティーグループの財務状況を巡る懸念を背景にして前日の上昇を上回る下落となりクロス円がそれに連れて乱高下となった。 あまりの売りにドル円も下落し、90円割れとなっている。 本日のオーストラリア市場では89円20銭まで売られて、クロス円共々下値不安が強まった。 しかし、日本時間に入ると上海株価指数の上昇に支えたれてアジア株が下値で底堅い動きをしていたことからクロス円中心に戻しをみている。 先週のクロス円中心の動きが米国市場発信の背景であるから、今週も金曜日の米国雇用統計までに経済指標を理由にした動きが中心と思われる。 本日は米国ISM製造業景況感指数や建設支出の発表があり、水曜日にはADP雇用統計、FOMCがある。 また木曜日には英中銀と欧州中銀の政策金利発表とその後にトリシェ欧州中銀総裁記者会見があり、どちらかというとこの日までに短期ポジションが調整されるのではないか。 クロス円に影響が大きいダウ平均は1万ドルでの達成感と投信の決済が10月に多く組まれており、 実需売りに押されているようだ。 そのダウ平均は下落日に出来高が多く、上昇日には少ない展開が多く実需売りが随分出ているのではないか。 そうなると今月は売りの実需が減り、ファンダメンタルの支えが出てくれば反発の可能性があり、クロス円も支えられよう。
まずはともかく今夜の米国指標が気になるところだ。
2009.11.2日 5:38更新
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