FX予言集 フィリップFXブログ
悪夢は続くか
米国での経済統計が注目される中、昨日は耐久財受注が予想通りだったが、新規住宅販売が予想を下回り、それだけでクロス円の売りを加速させた。 今朝方はニュージーランドで予想通り金利据え置きとなったが、再度売りとなり下げ止まらない様子は変わっていない。 大した指標の悪化ではないにも関わらず株価の下げから下げていくクロス円は株価と連動しているとはいっても少し下げすぎの感じである。 クロス円の下落傾向がはっきりしている中では、下げ止まりにはファンダメンタルの改善や政府筋コメント、テクニカルでの下げ過熱感であるが、政府筋は80円台の円高でもないのであまり妙味が無く、ファンダメンタルに関しては指標があるがこれは予想がつきにくい、対してテクニカルは下げすぎ警戒感が出てくる可能性があり、下げ続ければ週末までには一旦買い戻しがあるのではないだろうか。 但し、米国ダウの下げが続くようであれば軟調推移はまだ続くだろう。 米国ダウ平均は、10月の安値から高値の半値戻しまできておりここから下抜けすると、現在の9762ドルから下のサポートは9600ドルが直近のラインであるかと思われる。 ユーロドルがテクニカル上のポイント付近で推移しており、この通貨ペアーの動きがクロス円全体に与える影響は大きいと思われる。 まずは、下値抵抗線が1.4700付近にありそれを前日の引けで並んでいる。 更に日足の一目均衡表では、雲の上限にあたる抵抗線が1.4600辺りにあってここも重要なポイントとなろうか。 現在は1.4700を挟んで小動きとなっているが、欧州時間でしっかり破られると1.4600下を狙っていくものと予想する。 今夜はイギリスの悪夢を思い出すような、米国GDPの指標発表がある。
2009.10.29日 12:50更新
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